副業の賠償トラブルが多発中!他人事じゃない「保険」の知識
編集部

副業の賠償トラブルが多発中!他人事じゃない「保険」の知識

副業中の大怪我や、お客さんのものを壊してしまうシーンを、想像したことはありますか?

業務中にはさまざまな問題が発生します。本業がある方は会社が保険に入ってくれるため、個人ではあまり気にされていない方も多いかもしれません。
しかし近年では、副業中の事故などにおける賠償トラブル、労災トラブルが多発しています。
また、フリーランスの方は労災保険に入れないため、自分で保険に入っておく必要があります。

「いざというときに、自腹を切る羽目になってしまった!」
……などということがないよう、今回は副業にも役立つ保険

副業で気をつけるべき保険のポイント

副業にはこんなリスクがある!

まずは副業中にどんなリスクがあるのか、簡単に確認しておきましょう。

・イベント設営のアルバイトで怪我をしてしまった……労災保険
・運転代行の業務中に事故を起こしてしまった……自賠責保険
・Uber eatsで待機中に事故にあってしまった……自転車保険
・ベビーシッターで子どもに怪我をさせてしまった……賠償責任保険
・デザイン業務で他人の著作権を侵害してしまった……賠償責任保険

業務にもさまざまなリスクと保険がある、ということがわかりますよね。

労災と賠償責任が特に大切!

お仕事に大事な保険は、労災保険と賠償責任保険の二つです。
労災保険は仕事中、怪我や入院で働けなくなったときに、それまでのお給料の8割程度を補償してくれます。

また、賠償責任保険は著作権侵害を始め、他人に怪我を負わせてしまった場合など、トラブルを起こしてしまったときのリスクに対応してくれます。

しかし、 フリーランスとしてお仕事されている方や、クラウドソーシングで副業をされている方は、自分で保険に入らなくてはいけません。
また、アルバイトとして働いている方も注意が必要です。

もし会社が賠償責任を十分に補うことができる保険に入っていない場合、事故などを起こしてしまったときに自腹を求められることもあるのです。

いざというとき、「知らなかった」では済まされません。どのような保険に入っているのかは、まず副業先の会社に確認しましょう。

フリーランスにオススメの保険

アルバイト以外の契約形態で副業をしている方は、以下の保険をチェックしておきましょう。

労災系(所得補償)の保険

労災の重要な部分は「 仕事を休んでいる間にお金を受け取れるかどうか(所得補償)」ですが、フリーランスの方でも入ることのできる所得補償保険があります。

・フリーランス協会の所得補償制度
フリーランスの実態調査からキャリア支援まで行っているのが、フリーランス協会。
年会費10,000円で会員になることができ、会員になれば申し込める所得補償制度があります。

フリーランス協会の会員になると、旅行、グルメ、ヘルスケアなどさまざまな施設の割引を利用できるほか、後述の賠償責任保険が無料でついてくるため、賠償責任保険も一緒に入りたいと思う方はぜひ調べてみましょう。

フリーランス協会の所得補償制度の詳細はこちら

・商工会議所の休業補償プラン
会社や個人事業主が利用できる、便利なサービスを提供する全国の商工会議所。
年会費7,200円で会員になることができ、会員は「休業補償プラン」という所得補償制度に申し込むことができます。

商工会議所で受けられるサービスは、経営計画書やプレスリリースのサポートなど、フリーランスよりも中小企業向けのものが中心。副業の規模が大きくなって法人化も検討している方にはこちらがオススメです。

商工会議所の休業補償プランの詳細はこちら

賠償責任保険

賠償責任保険で重要なのは、「法人でなくとも加入できるかどうか」。こちらも、フリーランス向けに整備されているものがあります。

・無料で登録できる「フリーナンス」
フリーナンスは、クラウドワークスが運営する振込専用口座です。フリーランスの方が請求書を登録しておくと、売掛金の回収を代行してくれます。
この口座を無料登録することで、「あんしん補償」という賠償責任保険を無料で利用することができます。情報漏洩や著作権侵害、納期の遅延、また業務において誰かに怪我をさせてしまった場合など、法人向けの賠償責任保険と同じく幅広い分野をカバーしてくれます。

フリーナンスには有料のサービスもありますが、あんしん補償の利用は無料でできますので、気になる方はぜひ登録を検討してみましょう。

フリーナンスの公式HPはこちら

・フリーランス協会の賠償責任保険
フリーランス協会の賠償責任保険は、すべての会員に適用されます。先述した所得補償制度は有料ですが、賠償責任保険は年会費1万円の中に含まれています。補償範囲はフリーナンスと変わりません。

どちらの保険も補償対象は同じですので、利用料や補償額などを比較検討し、ご自身に合ったものを選びましょう。

フリーランス協会の賠償責任保険の詳細はこちら

副業保険

保険をチェックして、リスクに備えよう!

副業が解禁されたことで、労災や賠償責任に関するトラブルは多くなっています。
一方で、フリーランス向けのものなど、多様な働き方を踏まえた保険も徐々に整備されてきています。
「万が一」は起こりうるもの。保険を見直して、しっかりとリスクに備えましょう。

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