2018.12.25

1万円でも始められる! 株式投資の基礎知識と始め方【0からの投資入門vol.2】

1万円でも始められる! 株式投資の基礎知識と始め方【0からの投資入門vol.2】

実は敷居が下がってきている株式投資

「耳にしたことのある投資の種類は?」と聞かれたら、ぱっと思いつく投資方法にはどんなものがありますか?

投資未経験の方でも耳にしたことがあるもののひとつは、ずばり株式投資でしょう。もちろん、株式投資を経験されたことのない方からすると、

・株式投資にはたくさんの資金が必要になりそう
・勉強しようとは思っているけれど、結局時間が取れていない
・すごく複雑そうに見えて、どこから手をつけたらいいのかわからない

このようなイメージを持ってしまいがちです。
しかし株式投資は、以下のような特徴があるんです。

・買い方を選べば1万円からでも始められる
・自分の経済状況や時間の余裕に合わせて柔軟に投資スタイルを変えられる
・一見複雑そうに見えても、始めてみると理解できることが多い

株を1万円でも購入できるなんて、びっくりですよね!後述する「単元未満株」などの仕組みによって、株式投資へのハードルは下がってきています。
今回は、そんな株式投資の仕組みと始め方をご紹介。稼ぎ方や投資のスタイルなども確認し、株式投資の全体像を見ていきましょう!

株式投資ってなに?

株とはそもそも、企業が資金を集めるために発行するものです。株を発行して購入してくれる人を集め、企業は獲得した資金で経営活動を行うことができます。

では、株式投資とは?

株式投資とは

株式投資とは、端的に言えば「株を安く買って高く売ることで売却益(キャピタルゲイン)を得たり、株を保有しつづけることで配当金、株主優待、貸株金利などの利益(インカムゲイン)を得る投資」です。

株式投資では、証券取引所が開いている時間に、株を買いたい人と株を売りたい人のバランスで株価が決まります。その株価の変動による差額で収入を得たり、長期保有によって配当金を得たりすることで稼いでいくわけですね。
株式投資におけるキャピタルゲインとインカムゲインの種類などの詳細については後述いたします。

さて。それでは、株はいつ、どこで取引できるのでしょうか?

いつ株を購入できるのか

通常、株の売買を行えるのは以下の時間帯のみです。

9:00-11:30(前場)
12:30-15:00(後場)

なぜこの時間でなければならないかというと、証券取引所の開いている時間が上記のみだからです。これ以外の時間でも売買の注文を指示することはできますが、実際に注文が成立するのは上記の時間帯のみとなります。

証券会社によっては夜間でも株の売買が可能なシステムがありますが、値動きが極端になりがちというデメリットもあるため、初心者のうちは上記の時間帯を念頭に置いておきましょう。

どこで株を購入できるのか

証券取引所に足を運んでも、個人に株式を売ってはくれません。
よって、仲介してくれている証券会社を通し、株を購入しましょう。

現在は多くのネット証券がありますが、たとえば以下のような会社があります。

・SBI証券
・楽天証券
・松井証券
・マネックス証券

もちろん、ほかにも多くの証券会社があります。
特徴を見比べたうえで、1~2社程度の口座を作っておくのがよいでしょう。

ひと目でわかる!株式投資の始め方

株を始めたい!と思ったら、なにをすればよいのでしょうか?
簡単に言うと、以下の手順です。

投資の目的を決める

証券口座を作る

狙う利益の種類を決める

投資スタイルを決める

株の銘柄を選ぶ

売買開始!

どんな目的で資産を形成したいのか?証券会社に口座を作る際にも、このようなことが必ず聞かれます。

老後のために長期で資産を作りたいのか?
月5万円の継続的な副収入を作りたいのか?
目標額がどのくらいで、その額をどれくらいの年月で得たいのか?

どんな投資を行う際でも、投資の目標と目的は、ブレない投資スタイルを作る基礎となります。投資スタイルによって、株を買う際に着目すべき点や注意すべき点は異なり、必要な知識も変わってきます。慣れないうちからスタイルがブレてしまうと、値動きの予想が困難となり、大きな損につながるリスクが増えてしまいます。

投資スタイルについては後述しますが、このスタイルをブラさないためにも、投資の目標と目的はよく考えてみてくださいね。

株の開始手順を確認したら、次は実際にどのような株の買い方で、どんな利益を狙っていくのかを考えていきましょう。

1万円以内でも始められる「単元未満株」

株は、購入する規模によって種類がわかれています。
購入の仕方によって、選べる銘柄や利益の出し方が異なってきますので、まず以下の二点を押さえておきましょう。

1万円でも始められる! 株式投資の基礎知識と始め方【0からの投資入門vol.3】

単元株

主に「通常取引」と言われるものです。
企業が指定した株数(主には100株)を1単元とし、その1単元を最低取引量とするものです。

例:
「1株あたり1,000円」の株を購入しようとする

「1単元が100株」と設定されていた場合

「1,000円×100株=10万円」からしか購入できない

これが「株式投資は高い!」と思われる所以です。
もちろん株価はピンキリですので、100株購入しても10万円以下で収まる銘柄も多く存在します。
しかし、これではやはり購入できる銘柄の選択肢が狭まってしまいますよね。

そこで魅力的なのが、以下の「単元未満株」の制度です。

単元未満株

これは、株をなんと1株単位で購入できるという制度です。よって、1株あたりの価格が1万円を超えていない銘柄であれば、ごく少額で購入できてしまうのです。

通常取引が主に100株単位でしか購入できないことからすると、株式投資への敷居をすさまじく下げてくれる制度ですよね。

ただし、この制度にはいくつかのデメリットもあります。
・取引が成立するタイミングが、1日2回しかない(マネックス証券は1日1回)
・議決権が付与されず、株主優待ももらえないことが多い
・制度を扱っている証券会社がSBI証券、マネックス証券、カブドットコム証券の3社に限定されている(2018年12月時点での情報であり、今後新設する会社や廃止する会社が出てくる可能性もあります)

よって、単元未満株は以下のような人向けの選択肢となります。
・株を少額で始め、株の仕組みを学びたいという方
どうしてもほしい銘柄の株があるという方
・応援したい企業があり、気持ち程度だけでも購入したいという方

逆に、後述するデイトレードで株式投資をしようと思っている方や、株主優待がほしいと感じている方には不向きですのでご注意ください。

どんな利益があるの?

ここでは株式投資におけるキャピタルゲインとインカムゲインを説明していきます。
どの利益を狙うかは投資スタイルにも影響しますので、しっかりと吟味しましょう。

株の売却益

株の売却益は前述した通り、株を安く買って高く売り、その差額を利益とするキャピタルゲインです。

これを狙って投資をする場合、デイトレードなどの短期では日々の株価チャートに、中長期投資では企業の将来性に着目する必要があります。

株価が安いときに株を購入

株価が高くなったら株を売る

この差額が利益になる

配当金

配当金は、企業が利益を出した場合に、その一部が株主へ還元されるインカムゲインです。

「権利付最終日」という期日があり、その期日に株を保有していれば、保有している株数に応じて配当金が還元されます。
保有していなければならない期間はなく、株を買ってから10日後に期日が来ても、長期保有していた場合と同じように配当金を受けることができます。

株主優待を受けられないことが多い単元未満株であっても、配当金は株数に応じてもらうことができます。
銘柄によって配当金の還元率は異なりますが、そもそも企業に利益が出ないと還元されませんので、企業の成長性を優先的に考えて銘柄を選ぶのがよいでしょう。

権利付最終日までに株を購入

権利付最終日まで株を保有

企業が利益を出していると、その一部が株主に還元!

株主優待

株主優待は、一定の期日まで株を保有していると、企業の自社製品や商品券などの贈り物がもらえるというインカムゲインです。

各企業が株主優待で贈り物をするのは年に1~2回程度で、配当金と同様、権利付最終日に株を保有していれば株主優待を受けることができます。
ただし、多くの銘柄では100株以上保有していることが株主優待の条件になりますので、単元未満株だと、多くの場合は株主優待を受けることが難しいと言えます。

権利付最終日までに株を購入

権利付最終日まで株を保有

後日、株主優待制度により贈り物がもらえる!

貸株サービス

貸株サービスは、保有している株を証券会社に貸すことで、その貸株金利を「配当金相当額」として得られるインカムゲインです。

銘柄ごとに年率が異なり、中には貸株金利の年率が10%を超える銘柄も存在します。
もちろん貸株中でも株はいつでも売ることができ、自動優待取得サービスによって株主優待もきちんと受け取ることができます。

ただし貸株をしているあいだ、株の所有権は第三者に移っています。
長期保有による株主優待の優遇措置が受けられなかったり、配当金と違って「配当金相当額」は二重に課税されてしまうというデメリットなどもありますので、貸株金利も狙っていく際にはほかのインカムゲインとの兼ね合いをよく考えて貸しましょう。

保有している株を証券会社に貸し出し

定期的に貸株金利が入ってくる!

以上が主な利益の種類です。
興味のある利益は見つかりましたか?
ここからは、その利益を得られる投資のスタイルについてご紹介していきます!

投資スタイルを知ろう!


どんな利益を狙うのか、という部分と同じくらい、投資のスタイルは重要です。
投資目的とご自身の生活サイクルに沿って、投資スタイルを選びましょう。

デイトレード

デイトレードは1日のうちに株の売買を完結させるスタイルです。

安いタイミングを見計らって株を買い、高くなったときに即売ることで、小さな利益を積み重ねます
また、株価を逐一チェックしつづけなければならないので、時間的な余裕がない方には不向きです。

メリット
1日で投資結果が表れる
中長期的な企業分析をする必要がない

デメリット
頻繁に株価をチェックする必要がある
・株の売買回数が多くなるため、手数料がかさむ
・売買のタイミングを逃すと利益を出せないため、単位未満株ではデイトレードできない

スイングトレード

スイングトレードは、数日~数週間ほどの短期間で株の売買を完結させるスタイルです。

各証券会社や情報サイトが紹介している各月の株主優待の情報を参考にして売買すれば、毎月のように株主優待をもらうことも可能です。
しかしデイトレーダーなどによる日々の株価変動と、企業の業績に関するニュース両方の影響を受けるため、想定外の急な価格変動に見舞われることもあります。

メリット
・短期で投資結果が表れる
・株の買い方を工夫すれば、多くの株主優待を受けることも可能

デメリット
・頻繁に株価をチェックする必要がある
・想定外の急な価格変動に見舞われることもある

中長期投資

中長期投資は、数ヶ月~数年以上の長いスパンで株の売買を行なうスタイルです。

時間がない方でも行える株式投資ですが、キャピタルゲイン、インカムゲインともに企業の成長性が要となります。
投資先の企業の成長によっては、数年の間に資産を100倍に増やすこともできますが、最も多くの知識を必要とするスタイルでもあります。

メリット
・短期の株価の変動を気にする必要がない
・頻繁に株価をチェックする必要がない
・キャピタルゲイン、インカムゲインのすべてを狙うことができる

デメリット
・投資成果が上がるまでに長い時間がかかる
・企業の将来予測が必要であるため、多くの知識を要する

おわりに

株式投資はいざ始めてみると、マネーゲームというだけでなく、株の仕組みや株主優待の豊富なバラエティーなど、面白いことがたくさん詰まっている投資です。

最低限のルールなどを知っておくことは重要ですが、いきなりすべてを勉強する必要はありません。
また、現在ではお金を使わずに株の売買をシミュレーションして学べるアプリなどもありますので、そういったツールも参考になるでしょう。

次回は、今注目を浴びている「株主優待」についてご紹介。
インカムゲインに興味がある方はぜひチェックしてみてください。

それでは、良い投資ライフを!

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