副業体験記

2018/12/11

電車とタブレットと月々10万

 

上のタイトルを目にされて「なんじゃこりゃ?」と思われた方も多いかと思います。

このタイトルは何を意味するのか?それは私の副業の状態を、ひと言で表現したものなのです。これから順を追ってお話しましょう。

 

電車とタブレットと月々10万

 

息子の留学で家計がひっ迫

私はアパレル関係の小さい会社に勤めている50代男性です。遅くに授かった子供が2人、上は男子で大学生、下は女子で高校に通っています。

この息子が実は現在アメリカの大学で学んでおり、Juniorと呼ばれる3年生になります。それ自体は良いことなのですが、いかんせん学費や帰国時の飛行機代など、結構費用がかさむので、恥ずかしい話ですが家計がひっ迫していました。

我が家は神戸ですが、東京の大学に進学を希望する娘のこともあるし、経済的にこのままではいけないと今年の正月あたりから悩んでいました。そして、真剣に副業をやってみようと思い立ったのが春先のことです。

しかしながら、本業は休みも少なく夜の帰りも遅いので、副業のためのまとまった時間が取れない状態です。なかなか、これといって仕事が見つかりません。

そんな中、ネットで「副業」に関していろいろ検索していると、「クラウドソーシング」という言葉がちょくちょく目に飛び込んできます。いくつか関連記事を読むうちに、少なからず心が惹かれてゆきました。

 

クラウドソーシングとの出会い

クラウドソーシングの紹介案件の中には、文章を書く仕事も豊富にあるということを知った時、心で「やった!」と叫んでいました。私は文章を書くことが大好きなもので、以前は個人ブログもやっていたのです。

しかも案件の受注から納品、報酬の受領まですべてオンラインで完結するという手軽さに感心するのも束の間、これは自分にもできるのではないかと思って、迷わずクラウドソーシングのサイトに登録をしました。

なぜなら、私は神戸から大阪北部の職場に電車で通っているのですが、往復3時間は掛かります。この通勤の3時間を活用できないか?と考えたのです。電車の中やホームでの待ち時間に、スマホで執筆できるのではないかと。

サイトでさまざまな案件が紹介されている中で、ライティング案件(キュレーションサイトの記事執筆)をいくつか応募し、テストライティングを提出したところどれも合格でした。そして私のWebライター人生が幕を開けたのです。

 

五十の手習いは「Webライター」

最初は文字単価0.4~0.7円ぐらいの案件を書いていました。駆け出しですし、いろんなジャンルがある中で、単価よりもともかく確実に書けそうなもの(芸能エンタメ系・アニメ漫画サブカル系・音楽系など)を選んでいたからです。まず経験を積もうという気持ちでした。

単価だけでいえばビジネスや金融、不動産、投資関連などは文字単価1~1.5円と高めですが、最初からチャレンジするにはちょっと難しいと感じていたのです。

ともあれ、電車の中や駅のホームでスマホを使ってひたすら文章を書きました。私の帰宅時刻はだいたい22時頃で、食事と入浴が済めば一日の疲れも出てきて、もう眠たくなります。昼間は本業が忙しいので、執筆はもっぱら電車の中という生活です。

慣れてきて要領がわかると書くのが楽しくなり、執筆スピードも上がります。そんな日々をひと月過ごして、稼げた額は思ったよりも多く、4万円ほどになったのです。これは悪くない、ほぼ通勤時間だけの実働で4万円なら、と素直に思いました。

そのお金を家計の足しにするべきだったのですが、私のとった行動は違いました。実はその最初の稼ぎ4万円で、タブレットを購入したのです。

 

 

ひと皮むけさせてくれたのはタブレット

スマホ入力による執筆に限界を、常々感じていました。書きたい気持ちの熱量と頭に浮かぶ内容の量に、スマホがついてきてくれないのです。タブレットならもっとスピード感あるダイナミックな執筆ができるはずだという誘惑に勝てず、購入に至りました。

A5版ほどの大きさのタブレットですが、はたせるかなこのツール、予想以上に使えるではありませんか。執筆スピードが格段に上がるのです。気持ちに余裕ができ、少し難しいと思っていた単価が高めのジャンルにもどんどん挑戦しました。

おかげでふた月めの稼ぎは10万円台に乗りました。その時点で初めて妻に副業の件を明かしたのです。もちろん稼ぎをすべて家計に入れました。

妻が喜んでくれたことは言うまでもありません。意外な私の奮闘に感心したようで、20年ぶりぐらいの敬意のこもった眼差しで私を眺める妻でした。

そうして夏も終わり、電車の中でタブレットを使って月々10万円を稼ぐ副業ライターとしての日々も確立しています。そうです、タイトルはそういう意味だったのです。この話はここまでですが、実は続編が生まれるかも知れません。

 

おわりに

というのは、先月私は薄型のノートパソコンを購入しました。少し前からタブレットでの執筆スピードにさえ不満を感じ始めていて、もうここまで来たならPCで執筆し、さらなる高みを目指すべきだと決意したのです。

そして今月の稼ぎは、あともう少しで20万円というところまで来ました。このままさらに執筆効率が上がっていけば、近い将来その体験談を私は書くでしょう。タイトルはもう決めています。

そう、「電車とPCと月々20万」と。

 

 

50の手習いで副業ライターを始めたチューコーネンです!
人生の元手を活かして、書かず嫌いをせず何でも書くことにチャレンジ中です。